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店舗什器とは?什器選びのポイント、オーダー什器のメリットを解説

店舗やオフィス作りをするうえで重要な役割を担っているのが什器です。業務の効率を高めたり、お客さまの視覚に訴えて、購入意欲を掻き立てることができます。特に店舗什器は、売り場の顔となる商品を引き立たせるためにも必要不可欠な存在です。

この記事では、店舗什器とは何かについての解説と、レンタル・購入のどちらが良いのか、セミオーダー什器のメリットについても紹介します。他店との差別化を図るためにも、購買意欲を高める店舗什器を選ぶ際の参考にしてみてください。

そもそも「什器」って?

什器とは、店舗やオフィスなどで使用される家具・備品・道具のことです。使用するシーンによって「店舗什器」と「オフィス什器」に分類され、それぞれで使われる什器の種類が異なります。

「店舗什器」とは、飲食店やアパレルなどの物販店で使われる什器です。陳列棚や試着室、レジカウンターなどが該当します。「オフィス什器」は従業員が業務に従事するうえで使われる家具のことです。オフィスチェアやミーティングテーブルなどが該当します。

【用途別】具体的な什器例

什器は、用途やシーンによって使われるアイテムが異なります。ここでは、用途別に什器の具体的な例を4つ紹介します。

小売店でよく使われる什器

小売り店でよく使われる什器のカウンターイメージ画像

スーパーやアパレルなどの小売店でよく使われる什器は以下のとおりです。

  • 平台
  • レジカウンター
  • ワゴン
  • 陳列棚
  • ショーケース
  • ハンガーラック
  • マネキン

小売店の場合は、陳列する商品によって什器の種類はさまざまです。惣菜什器やアパレル什器など、商材によって呼び方が変わることもあります。

飲食店でよく使われる什器

小売り店で使われる什器、椅子のイメージ画像

一般的な飲食店でよく使われる什器は以下のとおりです。

  • 食器棚
  • カウンターテーブル
  • 椅子
  • レジカウンター
  • 厨房機器
  • 冷蔵ショーケース

飲食店の什器は、接客用と厨房設備の2種類に分けられます。店内に備え付ける設備がすべて什器にあたるため、提供する料理によって必要な什器が異なります。たとえば、鮮魚を取り扱う飲食店なら水槽、パンを店内で焼くのであればオーブンが必要になるでしょう。

バックヤードでよく使われる什器

バックヤードでよく使われる什器のイメージ画像

バックヤードでよく使われる什器は以下のとおりです。

  • ロッカー
  • 在庫ラック
  • ミーティングテーブル
  • デスク
  • フィッティングルーム
  • ハンガーラック

店舗什器は、店内のものだけでなく、バックヤードで使用するアイテムも含まれます。限られたスペースのバックヤードで、保管と作業を効率よくするためにも、什器選びはとても重要です。店内に置くおしゃれなディスプレイ棚とは違い、使いやすさが求められます。

オフィスでよく使われる什器

会社、オフィスでよく使われる什器の机や椅子、棚のイメージ画像

オフィスでよく使われる什器は以下のとおりです。

  • デスク
  • キャビネット
  • パーティション
  • 商談ブース
  • 書棚(書類棚)

職種によって最適なオフィス環境は異なります。オフィス什器の使いやすさやデザイン性は、社員のモチベーションにも関わるため、近年では重視される傾向にあります。慎重に選びましょう。

什器が店舗にもたらす効果

什器の役割は、ただ商品を並べるだけでなく、プロモーションや販促を効果的に行い、店舗の売上に貢献する役割も担っています。また、企業のブランドイメージアップや魅力を引き立てることも役割の一つです。

什器がもたらす効果を最大限に引き出すためには、店舗のコンセプトや商品の特性に合わせた什器選びが必要不可欠なのです。

店舗什器を選ぶ際に気を付けたいこと

店舗什器には、デザインやサイズ、材質などさまざまな種類があるので、用途やシーンに合わせて適切なものを選ぶことが大切です。そこで、什器選びのポイントについて紹介します。

安全に使用できるかどうか

まず、店舗什器を選ぶ際は、安全性に配慮する必要があります。たとえば、陳列する商品の重さに耐えられないものだと、商品が落下してお客さまや従業員がケガをする恐れがあります。見栄えも重要ですが、安全に使用できるかどうかを最優先に考えましょう。

商品の重さに耐えられるだけでなく、什器の転倒防止や商品の落下を防ぐストッパーがついているかも重要です。また、店内のレイアウトを変更する際に、什器を移動させやすいキャスターがついていると、作業効率が上がるだけでなく、作業中の事故防止にもつながります。

ターゲットやコンセプト合っているか

店舗什器のイメージ画像

什器は店舗のイメージに直結するアイテムであるため、ターゲットやコンセプトに合っているかどうかも大切なポイントです。

ターゲットの年齢や性別に応じた店舗什器を選ばないと、売り場と商品にギャップが生まれてしまいます。ブランドコンセプトを崩さないためにも、什器選びはとても重要です。店内の雰囲気は、什器の色や素材、形状によっても大きく変わるため、ターゲットやコンセプトを明確にして、最適な什器を選びましょう。

商品をより魅力的に見せられるかどうか

店舗什器のイメージ画像

什器を選ぶ際はデザイン性も重要ですが、一番の目的は陳列する商品を魅力的に見せることです 。

「高級感を演出したい」「安さを印象づけたい」など、目的に応じた店舗什器選びが大切です。店舗や販売する商品に応じて、商品をより魅力的に見せられる什器を選びましょう。

什器のレンタルと購入、どっちがいい?

店舗什器のイメージ画像

什器を入手する方法は、レンタルと購入があります。どちらが良いのかは使用シーンによっても異なるため、それぞれのメリット・デメリットを把握しておきましょう。

メリット デメリット
レンタル ・初期費用を抑えられる
・メンテナンス費用が発生しない
・廃棄費用が発生しない
・長期レンタルはコストが高い
・中古品が基本
・選択肢が少ない
購入 ・目的に合った什器が見つかる
・自由に加工できる
・資産にできる
・初期費用が高くなる
・廃棄費用が発生する
・新しい什器に買い替えにくい

 

什器をレンタルする場合、導入コストを抑えられるのがメリットです。ただし、中古品が基本であり、長期間でのレンタルはコストが高くなる可能性があります。期間限定の展示会を開催するなど、短期間で利用するケースに向いているでしょう。

什器を購入する場合、什器の初期費用がかかるものの、デザイン性や機能性にこだわることができます。店舗のコンセプトに適した什器を選ぶことができるので、顧客からの印象も高めやすいでしょう。気軽に買い替えるのは困難ですが、同じ什器を長期間利用したい場合に向いています。

オーダー什器という方法も

オーダー什器は既製品と比べて価格は高くなりますが、店舗のコンセプトに合わせて自由なデザインで什器を製作できるため、商品をより魅力的に見せることができるというメリットがあります。ブランド店舗やオリジナル商材にこだわる店舗などでは、店舗内の什器をオーダーメイドするケースも少なくありません。

また、設置するスペースに合わせて製作することもできるので、スタッフの使い勝手や安全性にも配慮したうえで什器設計できるのが魅力です。

セミオーダー

フルオーダーまでは…という場合は、セミオーダーという選択肢もあります。店研創意のセミオーダー什器では、カタログ掲載商品の名入れやパーツの色変更といった、カスタマイズ加工が可能です。
既製品をベースに製作するので、低予算かつ短納期でオリジナリティのある什器を製作したい方におすすめです

既製品の什器でも、ちょっとしたカスタマイズで、オリジナリティを演出できるだけでなく、空間価値を向上させることができます。

什器のオーダーは店研創意へ

株式会社店研創意では、強みである「モノづくり」の技術と生産背景を利用し、オーダーメイド什器の設計・製作を承っております。
完全オリジナルのフルオーダーはもちろん、2,000種類以上のカタログ掲載商品をもとに、名入れやパーツの色変更といったセミオーダーも可能です。